コラム

根管治療ってどんな治療?

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2018.6.27

虫歯を放置しておくと虫歯が深くまで進行し、歯の神経(以下、歯髄)に細菌が感染します。このとき大きな痛みが発現したり、歯髄が死んで腐敗したりします。その際、感染した歯髄を取り除き、根管の内部を殺菌・消毒することを根管治療といます。

治療方法は、まず虫歯になった歯質を削って取り除き、根管へ通じる穴を開けます(図1)。
ファイルという器具を使って感染した歯髄を取り除き、また感染した根管内壁を削って感染源を機械的に除去します(図2)。
何回か消毒の薬を交換し根管内が無菌的になったら、根管内を埋める薬(根充材)で封鎖します(図3)。
根管治療が終ったら、開けた穴を詰めるか被せ物をして歯の形態を回復し、治療が完了します。

歯の根管は細く複雑なため、根管治療には大変な時間と労力が必要です。地味な治療ですが、歯を長持ちさせるためには欠かすことのできない重要な治療です。治療が不十分だと歯根の先端に膿がたまることがあり再治療が必要になります。また、痛みが無くなったからといって治療を中断してしまうことは非常に危険です。仮の蓋がとれて再感染を起こせば治療回数が余計にかかりますし、虫歯がさらに大きく進行してしまうと、残せた歯が抜歯せざるを得なくなることもあります。根管治療はいったん治療を始めたら、途中のままにせず最後まで受けましょう。

図1
図1虫歯の部分を削り根管へ通じる穴を開ける

図2
図2ファイルという器具で歯髄を取り除き、感染した根管内壁を削る

図3
図3十分な消毒ができたら根管内を埋める薬(根充材)で封鎖する

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